男だけのミニ同窓会


「男だけのミニ同窓会 at 京都河原町」(3-H 中村重昭)

集合写真1

梅雨も明けぬ7月なのに、おっとり刀で関西を直撃し大きな爪あとを残した台風11号の余波も冷めやらぬ中、7月18日(土)に22期3-Hの男子(?)6人でミニ同窓会を開催しましたので報告します。

開催のきっかけは、4月18日に開催された22期合同同窓会で久しぶりに再開したうちの一人、吉江崇君が九州での勤務を終え関西へ戻って来られるとのことでしたので、落ち着いたらまた是非会おう!との約束が出来ていたからです。

6月いっぱいで任期を終えた吉江くんは、京都市内の北部に居を構えたとの連絡を戴きました。それなら機を逃さずに約束どおり集まろうとのことで、幹事役は中田晴彦君が勤めてくれ、会場は四条大橋西詰の東華菜館と決めました。メンバーは大竹康友、定井禅、中田晴彦、槙原清一、吉井崇、中村重昭の計6名。

東華菜館

京都には大竹くんもお住まいで、京都勢が二人、奈良勢二人、大阪勢二人と上手くバランスが取れていますし、主賓が住む京都を選んだのは正解だったでしょう。(会場の建物については、少しだけ後述予定)

濁流

名幹事は、祇園祭真只中の観光地京都の混雑を考え、三階の個室を用意してくれていました。窓からは鴨川越に南座が見え、その向こうには東山が望める京都らしい雰囲気です。河原には京都の夏の風物詩である床も出ていて、納涼でビールを楽しむ方の姿も多かったのですが、普段はせせらぎのような鴨川の流れも前日までの台風による大雨で、濁流が渦を巻いていました。
まあ景色はさて置き、宴が始まると男でも話すことは山ほどあります。まあおばちゃん化しているのではないかと思うくらいですが、そりゃそうでしょう。吉江くんは卒業後初めての同窓会参加だったそうですし、それぞれが一応定年を迎える歳まで頑張って来たわけですから、それぞれ隠し持つ話は尽きることありません。(女性の名誉のために言い訳しておきますが、女性蔑視の考えは毛頭ありません<(_ _)>)

仕事の話、子供・孫の話、その他近況と定番の話題が続く中、誰かが口を切ると同時に、定番中の定番の話題、現役時代の女子の話に突入モードへ。後は延々と途切れることなく……。このあたりが、裃を脱ぎ捨てられた歳になったと言うか、本来の姿に戻ったと言うか…。
私が持参したiPad miniは、22期同窓会HPの閲覧に役立ちました。本当に多くの同期の協力(資料提供)の下、名幹事の浅田女史が上手くまとめてくださった思い出の写真無くしては、この話題の発展は多分なかったでしょう(笑)

テーブル

順に出てくる美味しい北京料理に舌鼓を打ちながら、飲める者は適当にお酒も戴き、時間の経つのも忘れて話に没頭してのあっという間の二時間あまり。ぼちぼち時間の余裕も出来てきたことだしと、このような機会を継続的に持とうということになりました。

写真は撮ったのですが、お開きの直前となり、美味しいお料理は全ておなかの中に。テーブルの上は見事に空になった器が並んでいます。

夜景

さて入店時はまだ明るかった空もぼちぼちと暗くなっています。鴨川の濁った濁流も目にはいらず、川向こうには南座の灯りがまばゆく輝いています。しかしいい歳のおっさん6人組がこのままサイナラと言う訳にも行かず…、と言うよりまだ話し足らなかったのか京都の夜を楽しみたかったのか、名幹事の中田くんは二次会の場所まで予定してくれていました。

フランソワ

そこで出てきた店名が「ソワレ」と「フランソワ」。どちらも京都を代表する歴史ある喫茶店。私たちの年代なら、多分どなたもご存知でしょう。少し店内の雰囲気というか持ち味が違うので、ここは投票でと言うことで、第一候補となったソワレへ行こうとなりました。

7月1日から始まった祇園祭は、八坂神社の祭事ですのできっちりとしたスケジュールで月末まで各種神事が執り行われますが、一般の観光客にとっての重大イベントはやはり山鉾巡行でしょう。台風の影響で実施が危ぶまれた今年の巡航ですが、神事の名のとおり、少しくらいでの雨は決行だとか。今年も前日に挙行されましたが、昨年からは後祭山鉾巡行も復活し、歩道を行きかう観光客の数はこの時間帯でも減らないような気がしました。
・参考サイト:http://kyoto-design.jp/special/gionmatsuri/schedule

人ごみを掻き分け河原町通りを横切り、高瀬川沿いに少し北へ上がるとソワレがあります。う?チョッと雰囲気が違うぞと近づけば、既に営業は終了。仕方なく引き返し、再び河原町通りの横断歩道を渡って、今度は南にあるフランソワさんへ向かいました。こちらは23時までの営業とかで、店内はほぼ満員状態でしたが、幸いにまとまった席を6席確保してくださり、ここでもまた話しの花を咲かせた次第です。
 ・参考サイト:http://matome.naver.jp/odai/2135630688259128201

だし

奈良、大阪へ戻る者も居ることで、そろそろお開きにとなりましたが、吉江くんからは九州博多名物の「博多茅の舎だし(焼きあご入りだしパック)」を頂戴しました。楽しい時間をすごすことを許してくれた夫々の奥様方へのお土産にはピッタリです。流石外見にピッタリのスマートさです、吉江くん。ありがとうございました。

今回の連絡やその後の写真共有は、ほとんどをFacebookのメッセンジャーを使って行ないました。メッセンジャーでグループを作ることにより、共有できるものは一斉に送信できます。写真の添付も複数行なえ、かなりのファイルボリュームも許されますし、PCからはドキュメントの添付ファイルも送ることが出来ます。実に便利なものと改めて感じました。

早速その機能を利用して、次はいつどこで開催しようかとの話題も飛び交っています。

次回開催が決まりましたら、クラスメートその他の皆様へご連絡差し上げますので、今回は急に決まった内輪ごととご容赦ください。

本当に楽しいひと時を過ごさせていただき、参加者の皆さんありがとうございました。
卒業後仕事に没頭した時期を過ごさねばなりませんでしたが、在学当時には気づかなかった友人の素晴らしさ、青春時代の思い出の有難さを、夫々が感じた夜となりました。

東華菜館看板

参考:
東華菜館は、1926年の竣工で、設計者はあの有名なウィリアム・メリル・ヴォーリズです。最近話題の「大丸大阪店(心斎橋)」の設計者ですし、関西学院大学、神戸女学院大学の学舎群を始め日本各所に教会建築その他の作品を残しておられますし、あのメンソレータムで有名な近江兄弟社の創業者の一人でもあります。
http://www.tohkasaikan.com/cgi-bin/tohkasaikan/siteup.cgi…

使われているエレベーターは、オーチスエレベーター(米国)製の1924年もの。貴重なものです。


Facebook22期のページにその他の写真が掲載されています。)

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